【女人禁制】なぜ大相撲の土俵に女性があがれないのか?
批判殺到!!舞鶴市長の命が関わる時に女性を土俵から降ろそうとするアナウンス
先日、京都舞鶴市で行われていた大相撲春巡業で、土俵上で挨拶をしていた多々見良三市長が突然倒れてしまいました。
あまりに突然の事に何も出来ずにいる男性達を除けて客席から看護師資格をお持ちの女性が数名土俵にあがり、救急処置をしていました。
スポンサーリンク
しかし、ここでまさかのアナウンスが流れるのです。
『女性は土俵から降りて下さい』
3回ほど繰り返しアナウンスされたようです。
しかし女性はそのまま救急処置を進め、到着した救急・警察関係者に引継ぎをして土俵を降りたそうです。
↓↓その時の様子がこちら↓↓
人の命が係わる時に『女人禁制』という伝統を持ち出すことに違和感を覚えます。
当然このアナウンスは批判の嵐になっています。
では、
そもそも何故、大相撲の土俵の上に女性は上がれないのでしょうか?
大相撲の土俵には神様がいる?だから女性があがれない?
俗に「土俵には金が埋まっている」とういわれますが実際には豊作を願う・縁起を担ぐ意味と、神様への供物として、勝栗・昆布・米・するめ・塩などを土俵祭りの際に埋めるそうです。
なので土俵は神様の大地とも言われます。
女人禁制には諸説あるようですが
「女性は出産等で血の穢れがあるので忌み嫌う」という事ではないそうです。
一説には豊作の神様は女性の為、
若い男性同士の力自慢を観戦したく、
それ故に女性が上がるとヤキモチを焼いてしまう、
そんな理由で『女人禁制』だと言われるようです。
もう少し現実的な説は
江戸時代までは女性も上半身裸で相撲を取っていたようです。
むしろ女相撲が先だとも言われます。
明治になり女性の裸は破廉恥だ(恥ずかしい)という事で女相撲が無くなり、土俵上は神聖な所なので『女人禁制』という流れになったようです。
色んな説がありますし、
大相撲は伝統文化でもありますが
やはり今回の事は命に係わる事ですし、
以前は表彰式の賞状も女性知事などはあがれませんでしたしね。
『女人禁制』という制度も今の時代にはそぐわない気がします。
多々見良三市長はくも膜下出血だった
倒れた舞鶴市・多々見市長はくも膜下出血で手術をされたようですが、命には別条ないようです。
良かったです。
これも最初の女性の皆さんの処置があったからだと思います。
多々見市長には一日も早い回復をお祈りいたします。
スポンサーリンク
それでは!!
↓↓ ポチッと応援おねがいします♪
にほんブログ村